“消費”も含めてデータセンターをモダナイズ、HCIをオンデマンドで使う方法クラウド時代のオンプレミス製品の理想形?

クラウドが普及した今も、HCIなどオンプレミスでの運用が前提の製品はまだまだ多い。近年ではクラウドとの親和性が高い製品も登場しているが、ユーザー企業は“消費”も含めた総合的なモダナイゼーションを求めている。その実現方法とは?

2020年10月08日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 クラウドファーストという言葉が当たり前に使われるようになって久しい。IT資産を持たずに、オンデマンドで利用できるというクラウドならではの利点や、コストメリットなどにIT担当者や経営者は魅力を感じるのだろう。

 このようにクラウドの潮流が高まりを見せる中で、現在もオンプレミスでの運用を前提とした製品がある。その一つがHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)だ。高い性能と拡張性、柔軟な運用性を持ちクラウド技術との親和性を備えているが、価格は決して安いものではない。コストをかけてハードウェアを購入しても、いずれは買い替えなければならない。HCIはクラウドのように手軽な利用が難しいところが弱点だ。

 HCIをもっと柔軟かつ手軽に利用できる方法はないのだろうか。本稿では、クラウド時代におけるHCIの“クラウドライクな利用法”を解説する。


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