スキル、プロセス、人材を補完してクラウドネイティブを実現するにはDX推進の基盤となる技術を迅速に採用する

一般企業がクラウドネイティブに向けた取り組みで直面する主な課題に、「既存アプリケーションのモダナイズ」「コンテナやKubernetesの実装」「運用管理体制の維持」がある。どうすれば、これらを一挙に解決できるのだろうか。

2020年10月12日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)や「2025年の崖」に向けたレガシーマイグレーションの文脈で、コンテナや「Kubernetes」に代表されるクラウドネイティブ技術への関心が高まった。クラウドネイティブ技術を活用することで、企業は従来のシステム開発、運用の在り方とは異なる、俊敏性や柔軟性、効率性を獲得することができるとされる。

 パブリッククラウドを採用すれば「クラウドネイティブ」になるというわけではない。クラウドネイティブ技術の普及を目指す団体Cloud Native Computing Foundation(CNCF)の定義によると、クラウドネイティブ技術を活用することで、「回復力があり」「管理しやすく」「観測可能で」「疎結合の」システムを構成することができるという。また堅牢(けんろう)な自動化技術とクラウドネイティブ技術を組み合わせることで、エンジニアは最小限の労力で確実かつ頻繁な変更ができるようになるという。

 だが、こうした効果を確実なものとするためには技術を使うためのスキルやプロセス、人材が欠かせない。慢性的な人手不足に悩み、レガシーシステムの運用管理に疲弊している現状では、クラウドネイティブへの取り組みをスタートさせるのは難しい状況にある。

 一般企業がクラウドネイティブに向けた取り組みで直面する課題として、「既存アプリケーションのモダナイズ」「コンテナやKubernetesの実装」「運用管理体制の維持」が挙げられる。これらをどう解決すればいいのだろうか。


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