複数の拠点を抱える企業にとって、WANの帯域幅不足やコスト増は大きな問題だ。その解決策として期待されるSD-WANは、どれほどの効果があるのだろうか。導入企業を調査したところ、問題解決にとどまらないメリットが見えてきた。
複数の地域や拠点にまたがってビジネスを展開する企業にとって、既存のWAN環境は早急に改善すべき問題となっている。デジタル変革の推進に伴って、WANを行き交うデータ量は爆発的に増大し、その運用にかかるコストも肥大の一途をたどっている。また、管理の面から見ても一元管理が困難で、可視性にも課題があるのが現状だ。
改善策の1つは、WANの機能を仮想化し、ハードウェアと分離した形で提供するSD-WANだ。MPLS接続より低コストかつ高速な通信環境を実現し、環境全体を一元的に管理運用可能にする。加えて、レイヤー7の可視性も大きなメリットだ。これらの効果をさらに深掘りするため、SD-WAN導入企業への調査を実施した。
見えてきたのは、3年間で243%ものROI、各拠点スタッフの作業効率の12%向上といった定量的な効果に加え、インシデントの減少といった非定量的なメリットだ。本資料では、このような調査結果を基に、優れたSD-WANソリューションの導入ポイントを明らかにする。
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