小中学校20校にPC教室を展開し、約800台の端末全てをシンクライアント化してきた北海道室蘭市。だがVDI方式を採用したことでサーバ負荷が増大し、起動時間の長期化やレスポンスの遅延が頻発していた。この課題を解決した方法とは?
国内屈指の景勝地を数多く有する北海道室蘭市では、早い段階からICT活用に取り組んでおり、行政運営の効率化や市民サービスの向上などの成果を上げていた。その一環として市内の小中学校20校にPC教室を展開。約800台の端末全てをシンクライアント化して、運用の効率化を図ってきた。
しかし、シンクライアント基盤となるサーバの老朽化が進み、起動時間の長期化やレスポンスの遅延などのさまざまな問題が発生するようになってしまった。そこで同市ICT推進課では、プログラミング教育導入などの将来を見据えた、基盤の刷新を決断する。旧環境ではVDI方式を採用したことでサーバ負荷増大を招く要因となっていたことから、SBC(Server Based Computing)方式に切り替えての検討を進めた。
もう1つのポイントが、省スペース性の高さだ。本資料では、これらの要件をもとに教育現場向けシンクライアント基盤を刷新した同市の取り組みを紹介している。円滑にPCを利用できるのはもちろん、ラックスペースを従来の2分の1に縮小し、ストレージ容量を70%以上削減するなど多くの効果を実現したソリューションは何だったのか、詳しく紹介する。
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