大規模エンタープライズシステム向けの仮想化機能やデータレプリケーション機能を、10Uのコントローラで実現するディスクアレイサブシステム
日立製作所は9月11日、仮想化機能を搭載したディスクアレイサブシステムのエントリーモデル「Hitachi Universal Storage Platform VM」を製品化し、9月12日より販売を開始すると発表した。本製品は、2007年5月に販売開始したディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」が大規模エンタープライズシステム向けに提供している仮想化機能やデータレプリケーション機能を、標準の19インチラックに搭載できる10Uのコントローラで実現するディスクアレイサブシステム。
ストレージの物理容量に依存せずに大容量の仮想ボリュームを定義できる「Hitachi Dynamic Provisioning」機能によって複雑なボリューム容量設計を不要にし、ストレージのキャパシティプランニングの手間を削減するという。また、業務ごとに負荷変動のばらつきがある環境でも安定したパフォーマンスを実現し、ストレージの管理、運用コストを低減できるとしている。このほか、プロセッサの処理速度を現行機種の2倍に高めるとともに、小型化、省電力化を実現している。価格は4887万9600円から。
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