サーバ仮想化の影で先送りされていたストレージ問題CTCが提案する仮想環境に最適化なストレージ環境

サーバ統合を目的とした仮想化環境の普及が進むにつれて共有ストレージへのI/Oが集中し、その管理や運用が困難になるという問題が表面化してきた。

2011年07月29日 00時00分 公開
[ITmedia]

 サーバ仮想化の普及によって、中堅・中小規模の企業における仮想化技術の導入が進んでいる。仮想サーバの集約率が向上することで、ハードウェアとソフトウェアの分離、仮想マシンのカプセル化などのさまざまなメリットが広く伝わるようになった。

 具体的には、本番環境に仮想マシンを必要な分だけ搭載できるようになった。また、リソースに不安があれば、サーバ側ではCPUやメモリを増設したり、ネットワーク側では10Gビットイーサネットに切り替えてより広い帯域幅を使用可能にするなど、ITインフラの拡張性はより柔軟になったといえるだろう。

 だが、ストレージの拡張はそう簡単ではない。システムごとに増設したストレージがサイロ化し、相互の融通性が低いままに肥大化している。また、仮想環境においては、規模が大きくなるほど共有ストレージへのI/Oが集中する。こうしたストレージへの負荷が増大することで、運用管理が煩雑になるという問題が表面化してきた。ストレージ管理の専門家は相対的に少なく、適正なコストで仮想環境に最適なストレージを構築できている例はかなり少ないのが現状だ。

 そんな中、サーバ仮想化のメリットの裏で先送りされてきたストレージ統合の課題に光を当て、企業インフラ全体の最適化に貢献するソリューションがある。


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