リアルタイムデータ活用と災害対策を両立するIT投資の考え方データレプリケーションソフトウェア「Oracle GoldenGate」

データのリアルタイム活用と災害対策のためのシステム整備。これらは多くの企業のIT部門にとって、まさに目の前にある課題といっていいだろう。これらを限られたコストで両立するにはどうすればいいか。

2012年02月14日 19時00分 公開
[ITmedia]

 多くの企業のIT担当者が相反する命題の間で板ばさみになっている。一方の命題は、「ITはビジネスに、より直接的に貢献すべき」というもの。特に近年、ハードウェアの価格性能比が大幅に向上したことを受けて、データウェアハウス(DWH)やビジネスインテリジェンス(BI)を中心とした情報系システムを積極的にビジネスに活用しようという動きが加速している。いわば、「攻め」のIT投資だ。

 その一方で、「守り」のIT投資に対する要請も高まっている。特に東日本大震災以降は、災害や事故から企業システムを保護する取り組みの重要性が叫ばれている。ただし、言うまでもなく企業ITに対するコスト削減のプレッシャーは、年々高まるばかりだ。

 つまり、攻めと守り両面でのIT整備が急務でありながら、同時にコスト削減も実現しなければならない。このような入り組んだダブルバインド構造の中で、IT担当者はIT投資の最適なバランスポイントを無理やりにでもはじき出さなくてはいけない……。

 実はこれらの要件は必ずしも相反するものではない。それどころかうまくやれば、全ての要件を極めて高い水準で両立させることも可能である。その際、重要な鍵を握るのが「データレプリケーション」だ。「攻めと守りのITを低コストで実現したい」のなら、データレプリケーションのやり方を突き詰めて考える必要がある。


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