セガの「ファンタシースターオンライン2」を支えるサーバ仮想化基盤とはITインフラ運用担当者が語る選定と運用の経緯

伝説のオンラインRPGアクションゲームが新バージョンで復活した。登録IDは約3カ月の間に100万を突破したという。これを支える基盤として、セガが選択したサーバとは。

2013年02月07日 00時00分 公開
[ITmedia]

 株式会社セガ(以下、セガ)はいわずと知れた、日本を代表するゲームメーカーの1社である。家庭用ゲームコンテンツからアーケードゲーム機、さらには各種アミューズメント施設の運営まで、日本国内はもとより海外においても、幅広い分野でアミューズメントビジネスを展開している。

 そんなセガの代表的なゲームコンテンツの1つに、オンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」がある。国内初のオンラインRPGアクションゲームとして多くのユーザーを獲得した前作「ファンタシースターオンライン」の新バージョンとして、2012年7月にサービスが開始された。サービス公開後、わずか3カ月の間に登録ユーザー数が100万を突破するなど、大ヒットを記録している。

 この最新オンラインゲームを裏で支えるシステム基盤には、実に多くの最新テクノロジーが投入されているという。特にそのサーバ基盤には、これだけ多くのユーザーがプレイするコンテンツだけあり、極めて高い処理能力とスケーラビリティが求められる。これを支える主要な技術がサーバ仮想化、そしてシスコのサーバ製品「Cisco Unified Computing System(UCS)」だ。セガが「ファンタシースターオンライン2」で、シスコのサーバを選択するに至った背景は何か。これを紹介する。


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