2013年04月22日 13時00分 UPDATE
ニュース

NEWSKVH、アジア太平洋地域のプラットフォーム事業を拡大

シンガポールと香港に金融系企業向けサービスを基盤とするデータセンターを開設し、アジアとヨーロッパの10拠点でIaaS事業を展開する。

[TechTargetジャパン]

 KVHは4月18日、シンガポールと香港にデータセンターを開設し、アジアとヨーロッパの計10拠点でIaaS(Infrastructure as a Service)基盤「KVH Cloud Services」を提供していくことを発表した。

 新規データセンターは「KVHシンガポールデータセンター1」(以下、SGDC1)、「KVH 香港データセンター1」(以下、HKDC1)で、同社のアジア環太平洋地域における8番目と9番目のデータセンターとなる。米国のデータセンター品質基準「Tier3+」グレードで、コロケーションやマネージドIT、クラウドサービスなどを提供する(関連記事:IT部門がSaaSではなくIaaSを使うべき理由)。

 SGDC1はシンガポールの金融地区に、HKDC1は香港証券取引所にそれぞれ隣接している。同社によると、金融顧客向けサービスを基盤としており、高頻度取引(HFT)で求められる低遅延な電子取引戦略のニーズに応えられるという(関連記事:金融機関に求められるリスク管理の見直し)。

 クラウドサービス基盤、KVH Cloud Servicesは、ヨーロッパで事業を展開するColt Technology Servicesと協業して提供する。日本やシンガポール、香港、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スペイン、スイスの専用データセンター内に設置されたサーバやストレージ、ネットワークなどのリソースを使用できる。

 同社によると、KVH Cloud Servicesを利用することで、アジア、ヨーロッパに点在するエンドユーザーにより近い場所でビジネスアプリケーションを構築できるという。また、データ保存に関しては、各国の法規制に準拠。どの拠点を利用した場合でも、単一通貨に基づく一貫した価格でサービスを提供するという。KVH Cloud Servicesは2013年6月1日から順次開始する。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

「SATORI」が機能アップデート、シナリオ機能を強化
SATORIはマーケティングオートメーションツール「SATORI」の機能アップデートを発表した。

news012.jpg

AIで社会課題を抽出して国会議員に届けてみた結果――東大・電通PR・ホットリンク調べ
国会議員の政策策定にもAIを活用する日がくるかもしれません。

news028.jpg

電通が分類する30の「メディアライフスタイル」はなぜ生まれたのか、ここから何が見えてくるのか
電通メディアイノベーションラボが類型化する30の「メディアライフスタイル」。これによ...