IT部門がSaaSではなくIaaSを使うべき理由真の脅威はSaaS

IT部門の多くはIaaSプロバイダーを使うことに恐怖を抱く。だがIaaSは本当に、企業のIT部門を脅かす存在なのか。

2013年04月09日 08時00分 公開
[Alastair Cooke,TechTarget]

 開発者は寿命の短い仮想マシンを常に迅速に導入する必要がある。IT部門がこの需要を満たせないのなら、別の選択肢を考えるべきかもしれない。現在はIaaS(Infrastructure as a Service)にさまざまな選択肢があり、開発者のニーズを満たすことが可能だ。だがIT部門の多くはIaaSプロバイダーを使うことに恐怖を抱く。IaaSは本当に、企業のIT部門を脅かす存在なのか。

IaaSプロバイダーが提供するもの

 IaaSの調達はITの世界の一部だ。通常はPCやソフトウェアを調達する人が担当する。IaaSプロバイダーを利用するということは、単にITに関する意思決定が1つ増えるということだ。すなわちコンピュータハードウェアを購入するか、それとも他社のハードウェアを使うかを選択する。IaaSベースの仮想マシン(VM)に必要なメンテナンスとモニターは、社内のVMを運用する場合と変わらない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...