クラウドで様変わりする開発ライフサイクルのこれからチーム開発環境のクラウド化とモバイルアプリ開発のバックエンド支援

クラウドの出現によって、開発環境も変わりつつある。「サービス化」が開発現場にもたらすメリットを解剖する。

2014年05月12日 00時00分 公開
[ITmedia]

 クラウドの出現によってアプリケーションの開発環境も変わりつつある。クラウドの特色といえる「サービス化」によって、クラウドの利用者は開発に関するコストを大きく削減できる。

 例えば、開発プロジェクトの管理を行うソフトウェアをクラウドに載せ、サービス化する動きだ。ソースコードの管理基盤やチーム開発のための管理機能はもちろん、プログラミング環境やテストもクラウドで行えることで、開発環境全般をすぐに準備可能にする。

 もう1つは、モバイルアプリケーションにバックエンド機能を提供する「MBaaS」(Mobile Backend as a Service)だ。システム開発には欠かせないデータベース機能や、大規模なプッシュ通知機能などサービスの核心を担う機能をクラウドが提供する。これにより、モバイルアプリケーションの開発者は、フロントエンドの作り込みに集中できる。次項で詳しく説明しよう。

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