“世界のカップヌードル”を支えるインフラとは? 日清食品グループがAWSを採用Windows Server 2003環境もクラウドへ

日清食品グループは海外市場を視野に入れたITインフラ刷新に当たり、オンプレミスから「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)の採用へと舵を切った。果たして同社の狙いは? 取り組みの詳細を聞いた。

2015年02月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 少し前まで、企業におけるクラウドサービスの利用といえば開発環境やテスト環境といった一時的な利用が多かった。だが、クラウドのメリットや信頼性が周知された今日において、基幹系システムを含めた多くの業務システムをクラウドサービスでまかなおうという企業が現れ始めている。このクラウド化への大胆な取り組みは、新技術の導入に積極的な新興IT企業だけでなく、歴史のある大手上場企業にも浸透し始めている。加えて2015年7月に「Windows Server 2003」のサポート期間が終了することを受け、サーバOSの刷新と合わせてサーバ環境をクラウドに移行する企業も増えている。

 日本を代表する食品企業、日清食品グループも積極的にIT改革を進める企業の1社だ。同社はグループ内のITインフラ刷新に当たって、従来のオンプレミスから「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)採用へと大きく舵を切った。日清食品グループは今まさにこの取り組みを全社を挙げて進めているところだが、そもそもなぜ同社はこのような大胆な施策を打ち出したのか。そして、実のところどれほどの効果が表れているのだろうか。実際に話を聞いた。


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