サーバ仮想化で圧倒的なシェアを誇るVMwareがクラウドサービス「vCloud Air」を提供開始してから3カ月。既存環境との互換性、移行性、性能、機能、その全てにおいてユーザーからは高評価を得ているという。
既存システムとパブリッククラウドを組み合わせて導入するハイブリッドクラウドの利用が、ユーザー企業の間で少しずつ広まっている。そうした動きとともに、パブリッククラウドの選択にも新たな課題が見えてきた。
多くの企業にとってパブリッククラウドは、社内で運用しているシステムとは管理の仕組みが異なる別のシステムだ。WebサイトやWebサービスなど独立性が高いシステムであれば、パブリッククラウドへの移行に障害は少ない。管理が独立している分、柔軟性や拡張性といったパブリッククラウドの特徴を生かすこともできる。だが、実際に稼働している社内の業務システムや基幹システムとなると話は変わってくる。
社内システムを一部でもパブリッククラウドへ移行しようとした場合、「既存システムと同じように安定して稼働するのか」「パフォーマンスが出せるのか」「効率的な管理ができるのか」などを考慮することになるだろう。だが、自社の管理下に置けないパブリッククラウドを社内と同等の基準で運用することは一般的に困難だといわれてきた。社内システムとは異なる基準で運用することになり、その分のコストや手間が増えることになる。そのためクラウドへ移行しないという判断を下す企業が多かったのだ。
そんな中、ハイブリッドクラウドに対する新しいアプローチを提案するのがヴイエムウェアだ。同社が2014年11月に国内提供を開始した「VMware vCloud Air」は、既存環境のクラウド移行における課題をことごとく解決し、本当の意味でシームレスな統合管理を実現している。以降で詳しく紹介しよう。
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