Windows Server移行、袋小路のIT担当者に「奥の手」伝授します バックアップツールを活用

Windows Server 2003サポート切れのタイムリミットが近づいている。何もしないでは済まされないが、きちんと対策を取るにはもはや十分な時間がない。どうするIT担当者?

2015年05月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 Windows Server 2003の延長サポートが2015年7月15日に終了する。もはや言うまでもないことだが、今後はどんなに危険性の高いセキュリティホールが発見されても、マイクロソフトから修正プログラムが提供されることはない。サーバの安全性は著しく低下することになる。

 既に対策を打っている企業がほとんどかもしれないが、必要性は理解していてもいまだに移行に手が付いていないというケースも意外と少なくないのではないか。

 もはやこの期に及んでは、新しいシステムをどう設計するか、データをどこに移行するかといった細かな計画を練っている時間もない。新しいサーバへ強引に手作業でアプリケーションやデータを移行するのはリスクが大き過ぎるし、専門のサービスやツールは高価で手が出ない。

 そもそも今日まで問題を先送りにしてきた企業には、何らかの理由があるはずだ。技術者の不足、業務アプリケーションの制限、そして最も分かりやすい理由は「予算」だろう。サポート切れで自社が背負うことになるリスクについて理解してもらえないIT担当者の苦労は察するに余りあるが、「単純にデータ移行のためにコストを掛けたくない」という上長や経営層の言い分にも一理ある。

 そこで、今からでも間に合うデータ移行に、システム全体のバックアップ運用の改善も加えて提案してみてはどうだろうか。そんな都合のいい話があるのかと思う人はぜひ、以下のページを参照してほしい。問題解決の鍵となるのは、「丸ごとバックアップ」と「仮想化」、そしてツールの「再活用」という3つのキーワードだ。


提供:arcserve Japan合同会社、SB C&S株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部