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2016年06月01日 10時00分 UPDATE
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データベース運用管理の「4つの悩み」に迫る「性能アップ、コストダウン」というOracle DBへの“わがまま”をかなえる方法

データベースのパフォーマンス低下は企業活動の機会損失につながりかねない。性能の向上と運用管理の効率化を、コストパフォーマンスを高めて実現する方法はないだろうか?

[ITmedia]

 TechTargetジャパンは2016年3月7日〜4月11日の期間、会員を対象に「データベースに関するアンケート調査」を実施した。データベースの導入・検討状況、業務利用の状況について、209件の回答があった。「データベースを運用する上での課題」への回答では、以下の結果となった。

データベースを運用する上での課題 データベースを運用する上での課題(TechTargetジャパン「データベースに関するアンケート調査」より)《クリックで拡大》

 データベースには「コスト」「運用」「統合」「パフォーマンス」という“4大課題”がつきまとう。データベースのパフォーマンス低下は企業活動の機会損失につながりかねず、無視はできない課題の1つだ。性能の向上と運用管理の効率化を両立するいい方法はないだろうか。企業システムのデータベースとして幅広く利用されている「Oracle Database」(Oracle DB)のプロフェッショナルに解決策を伺った。

経営者も管理者も悩ますデータベースの課題

 TechTargetジャパン会員の調査結果にも現れているように、多くのユーザー企業はデータベースの「コスト」「運用」「統合」「パフォーマンス」について、大きな課題を抱えている。

 データベースは、ビジネスにとって重要なデータを確実に保管し、必要と権限に応じて高速に取り出せるようにする、専門特化した仕組みだ。だからこそ、決して安価なシステムではない。信頼性が高く、高パフォーマンスな製品には相応のコストが掛かるものだ。それはユーザー企業自身もよく理解しているだろう。

 にもかかわらず割高感を感じるのは、IT投資の中でもデータベースが高い比率を占めているからだ。この原因の1つに、ライセンス費用が最適化できていないことがある。使い切れていない性能に対してもライセンスコストが発生しており、データベースの活用度合いとバランスが取れていないのだ。

 運用は、管理者にとって大きな課題の1つであろう。パフォーマンスが低下しないように定期的なチューニングを施したり、ビジネスを停止させないような計画的なパッチ運用を実施したりしなければならない。トラブルが発生すれば、どこに問題が発生しているのかを細かく切り分けて、都度、最適な対応策を講じる必要もある。

徳永 紳一郎氏 富士通システムズ・ウエスト 徳永 紳一郎氏

 富士通システムズ・ウエスト ITシステム本部 第一SI事業部第二ITシステム部の徳永 紳一郎氏は、ユーザー企業の現状について次のように述べる。「データベースは、ITシステムの中でも特に高度なスキルが必要です。さまざまな業務を抱えているユーザー企業のデータベース管理者の中には、安定した運用をするために悩みを抱えている担当者も少なくありません」

 企業内にデータベースが乱立した状態に問題意識を抱え、運用負荷やコストの低減のために統合を考えるユーザー企業も少なくない。ところが、なかなかうまく進まないケースも多いという。

 まず考えられるのは、部門ごとに異なる時期に導入したために、ソフトウェアのバージョンがバラバラな状態になっていることだ。ベンダーが同じでも中身は大きく異なり、単純な統合が難しくなることも珍しくない。

 1つの解決策として、データベースを仮想マシンに載せて、仮想環境に統合するという手法も考えられる。ところがサーバ仮想環境におけるデータベースライセンスは高額になるケースがあり、物理環境と比べてライセンス数を削減できないことがある。統合は前出の通り、コストと運用を改善することが大きな目的であり、コストが削減できないのでは意味がない。

 データベースを現場で扱うエンドユーザーが最も気にするのはパフォーマンスであろう。導入直後は期待通りであっても、データが肥大化するにつれて、パフォーマンスが悪化していくのは否めない。またビジネスの成長に合わせて処理内容を追加していくと、徐々に既存のハードウェアでは性能不足になっていく。

 問題は、パフォーマンス不足にどう対処すべきかだ。新しいハードウェアを追加してスケールアウトするか、CPUやメモリを増設するか、ソフトウェアチューニングを施すか。既存のシステムの状況と相談することになるが、拡張性に乏しいハードウェアの場合では大きなコスト増になる。

ライセンスコストを用途に合わせて最適化する

 こうしたデータベースにまつわる数々の問題や課題を解決するために、富士通が提供しているのが「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for Oracle Database」(以下、PRIMEFLEX for Oracle Database)である。

PRIMEFLEX for Oracle Database は、Oracle DBをベースとした垂直統合型のデータベースシステムだ。最適化設計を施した検証済みのハードウェアとソフトウェアによって、容易に導入、運用が可能という大きなメリットがある。最新の「Oracle Database 12c」が用意するインメモリ型データベースやカラム型データベースに対応したデータウェアハウス(DWH)高速化オプションと組み合わせれば、まさにビッグデータ時代の超高速データベースシステムとして活用できるだろう。

 まず注目すべきなのがライセンスコストだ。PRIMEFLEX for Oracle Databaseの中核要素の1つであるUNIXサーバの「SPARC M10」には、要件に合わせてシステムを停止せずにCPU能力を増強可能な「CPUコア アクティベーション」という機能がある。最小2コアからスモールスタートして、必要な分だけ拡張できる機能だ。Oracle DBのライセンスコストはコア単位、つまりデータベースが稼働するCPUコア数をカウントする仕組みなのだ。

カウント方法 Oracle DBライセンスのカウント方法《クリックで拡大》

・参考:富士通のUNIXサーバが選ばれる7つの理由 -優れた仮想化技術によりコストも削減(富士通)

 Oracle DBのコア適用係数が「0.5」、つまり2コアで1ライセンス分だという点も見逃せない。拡張するコア数に対するライセンスコストを最小限に留めることができるからだ。この0.5というコア適用係数は、Oracleと富士通のUNIXサーバにのみ適用されている。

 さらに徳永氏が注目するのは、PRIMEFLEX for Oracle Databaseの保守費用だ。「保守費用はOracle DBのライセンス単位で付与されます。つまり、Oracle DBのライセンス数をスモールスタートできるということは、保守費用も最適化できるということです。必要な分だけ利用するということができるため、ランニングコストも含めたトータルコストの削減を実現できます」

・参考:PRIMEFLEX for Oracle Database が安い理由(富士通)

導入も運用も楽な方がよい

 PRIMEFLEX for Oracle Databaseは、技術的なハードルを大幅に下げる垂直統合型システムであり、非常に短期間で導入できるのも特長の1つだろう。出荷前に設定やチューニングが済んでいるので、納品から最短2日で利用を開始できるケースもあるという。

 「従来は、クラスタ構成のデータベースシステムは、ハードウェアとソフトウェアの選定からデータベースが稼働するまで最低でも5〜6カ月はかかっていたでしょう。PRIMEFLEX for Oracle Databaseならば仕様が決まっていて、選定に悩む手間が減りますから、約2カ月という短期間でデータベースの利用を開始できます。ハードウェアやソフトウェアの組み合わせに悩む必要はなく、安心して導入いただけます」(徳永氏)

 稼働後にPRIMEFLEX for Oracle Databaseの良さを管理者が実感する瞬間、それはパッチの適用だろう。UNIX OS「Oracle Solaris」は障害が少なく、安定的なOSとして以前から広く知られている。PRIMEFLEX for Oracle DatabaseはUNIXサーバがベースとなっているため、Windowsサーバと違って頻繁にパッチを当てる必要が無い。パッチを充てる頻度が少ないということは、それだけ手間も少なく、システムを再起動させる回数も圧倒的に少ない。

 さらに富士通には運用面で管理者の負担を大きく下げるサービスがある。Oracle DBのハードルの1つとして、パッチ適用に“作法”があることが知られている。手順や種類を誤ると、大きな問題が発生することもある。垂直統合型のPRIMEFLEX for Oracle Databaseは富士通が検証済みのパッチを提供しているので、管理者が不安を抱える必要がない。

・参考:PRIMEFLEX for Oracle Database が簡単な理由(富士通)

統合の手法は千差万別

 さまざまなOracle DBのバージョンが散在しているという環境そのものが、データベース統合の障害になっているという話はよくある。新しいOracle Database 12cに統合するのも手法の1つであるが、安定的に稼働しているシステムはそのまま使いたいというのが正直なところである。

 さまざまなデータベースがさまざまなサービスレベルで運用されているというのも、多くの現場で問題視されている課題の1つだ。全く止められないシステムと、多少の期間なら止めてもよいシステムを統合すると、システム全体のサービスレベルを前者に合わせる必要があるために、運用面で大きなムダが生じる可能性がある。

 PRIMEFLEX for Oracle Databaseは、さまざまな統合方法を選択できるというメリットがある。1つのデータベースに統合してもよいし、仮想マシンで分割してインフラのみを統合するという手法でもよい。

 またPRIMEFLEX for Oracle Databaseは、1つまたは複数の仮想マシンを構成し、リソースを柔軟に配分することができる。それぞれの用途やニーズに合わせて最適なパーティションを構成できるので、インフラを統合しやすい。

パフォーマンスを改善してビジネスを成功へ

 徳永氏が「最も注目していただきたい」と強調するのはパフォーマンスだ。

 PRIMEFLEX for Oracle Databaseに搭載されているSPARC M10は、富士通がOracleと協業で開発したOracle DBに最適化されたサーバで、Oracle DB稼働時のパフォーマンスと信頼性を最大限に高めている。「SPARC M10を搭載するPRIMEFLEX for Oracle Databaseは、Oracle DBの性能を十分に発揮できるようにハードウェアを設計、開発しており、さまざまなユーザー企業のシステムで長年培ってきたチューニングノウハウをつぎ込んでいます。これはハードウェアとソフトウェアを知り尽くした富士通の技術者にしかできない特別なシステム、と言っても過言ではないでしょう。性能不足のために、データベースの移行を検討しているユーザー企業にとって、PRIMEFLEX for Oracle Databaseの性能と拡張性は大きな投資対効果を発揮します」(同氏)

 富士通のチューニング技術力の高さとして注目したいのは、I/Oのボトルネックを解消するPRIMEFLEX for Oracle Databaseの「SMART I/O」機能だ。

 一般的なOracle DBシステムでは、I/Oボトルネックを起因としたデータベースレスポンスの低下が見られる。PRIMEFLEX for Oracle Database のCPUコアは、データベース処理とI/O処理を分割配置しており、それぞれが影響を受けず最適な処理をするように工夫している。CPUコアだけでなく、メモリやストレージ、データ転送に至るまで、I/Oボトルネックを解消する仕組みが備わっており、圧倒的な高速性を実現している。

 企業を支える最後の鍵は、富士通のサポート力だ。国内ベンダーとしての強みを生かし、ワンストップの迅速なサポートによって、万が一の障害もビジネスへの影響を最小限に食い止めるサポート体制を整備している。ハードウェア故障の際は全国の事業所から2時間以内に訪問する。平時はリモート監視によって障害の予兆を見つけ、トラブルを未然に防ぐ。「私たちは、非常に多くのユーザー企業を抱えており、基幹系システムを中心にさまざまなシステムをお任せいただいています。コストを抑えながら快適に、安心して、長く利用できる富士通のデータベースシステムをお勧めします」(徳永氏)

提供:富士通株式会社

提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部