Surface Pro 4には下記の端子が付いている。これらは、堅実な端子のラインアップといえよう。
ThinkPad X1 Tabletも端子のラインアップは似ている。異なる点は、マグネット式充電端子の代わりに新しいコネクタ企画「USB Type-C」端子を採用していることと、Kensingtonの「セキュリティロック」のスロットが用意されていることだ。搭載端子のチョイスはThinkPad X1 Tabletの方が優れている。
ThinkPad X1 Tabletに搭載された端子のチョイスは、これまでレビューしたデバイスの中でも最高といえる。現在の標準はUSB 3.0だが、近い将来USB Type-Cになる。軽量薄型を明確に打ち出していないハイエンドデバイスは全て、両方の端子を搭載すべきだ。Surface Pro 4のマグネット式充電端子は見事だが、充電以外に使い道がない。その点、USB Type-Cは充電を含め、複数の用途で利用できる。ThinkPad X1 Tabletのセキュリティロックのスロットは、素直にありがたい。
Surface Pro 4のディスプレイは、市場でも最高品質ディスプレイの1つだ。色は正確で、映り込みがしっかりと抑えられている。MicrosoftはこのディスプレイをLED「PixelSense」ディスプレイと呼んでいる。サイズは12.3インチで、解像度は2736×1824ピクセルだ。アスペクト比は3:2で、画素密度は267ppiとなっている。
ThinkPad X1 TabletのIPSディスプレイはそれよりも小さく、対角線サイズは12インチだ。解像度は2160×1440ピクセル、アスペクト比は3:2で、画素密度は217ppiである。
いずれのタブレットもディスプレイはCorningの「Gorilla Glass 4」で保護されている。また、10点マルチタッチとアクティブペンに対応している。
ディスプレイに関しては、ThinkPad X1 TabletよりもSurface Pro 4の方が優秀だ。ThinkPad X1 Tabletも悪くはない。色彩の精密さはSurface Pro 4に匹敵するほどだ。ピクセル密度と映り込みの少なさの違いについては、並べて比較しない限り分からない。
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