2017年04月20日 08時00分 UPDATE
特集/連載

何を信じればいいのか?Google Playで配信されているVPNアプリの84%でデータ漏えい? その恐るべき理由

Google公式ストアの「Google Play」で配信されているVPNアプリの84%が、データを漏えいしているという。18%は暗号化すらしていない。この背後には、恐ろしい理由があった。

[David McClelland,Computer Weekly]
Computer Weekly

 優秀であることがあだになったのか、「Google Play」で配布されているVPN(仮想プライベートネットワーク)アプリを使うと、保護されるどころかデータ漏えいのリスクがかえって高まる危険性があることが判明した。

Computer Weekly日本語版 4月19日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 4月19日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 オーストラリア政府の研究機関であるオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)は、米カリフォルニア大学バークリー校およびオーストラリアのニューサウスウェールズ大学と共同で、AndroidネイティブのVPN接続許可機能を使用するAndroidアプリ283点を対象とした調査を実施し、以下の実態を特定した。

  • 18%は暗号化通信を利用していない
  • 84%でユーザーのデータ漏えいが認められた
  • 38%にマルウェアや悪質なWeb広告へのリンクが含まれていた
  • 80%は、ユーザーアカウントやメールの本文など、端末にある機密性の高い情報へのアクセス許可を要求している

 非公式のAndroidアプリストアで配布されているアプリがマルウェアに感染しており、好ましくない動作をするという話は今に始まったことではない。ところが、公式のアプリストアに収録されているアプリでもプライバシー保護やセキュリティ面に不具合がある可能性が高いとなると、Googleはもちろんのこと、インターネット利用の安全性は保証されているという前提で(公式アプリストアを利用している)Androidユーザーにとっても懸案事項となる。

 VPNアプリの普及が進んでいるが、普及率の上昇に伴ってホテル、空港、コーヒーショップなどで提供されている公衆Wi-Fiネットワークには中間者(MITM)攻撃のリスクがあるという認識も広がってきている。また、VPNを使えば地理的な制限を回避し、特定の地域限定で配信されるオンラインコンテンツにアクセスできるということも同様に広く知られている。最近は、むしろこちらの機能がVPNアプリ普及の要因となっているといえる。

危険なアプリ

 セキュリティ専門のブロガー、グレアム・クルーリー氏は、本誌Computer Weekly内ブログ「Inspect-a-Gadget」のインタビューに応えて、「Googleには、アプリストアに収録する際の精査をもっと徹底してもらいたい」と話す。「Androidベースのマルウェアの大半は、サードパーティーのアプリストアで配布されたものだというのは周知の事実だが、Google Playにこっそり潜り込んだ、危険なアプリが発見される頻度が高すぎる。Googleも近年セキュリティに力を入れるようになり、状況は幾分改善されている。だが、今のところはまだAppleのレベルに追い付いていない」

 Google Playで取得できるアプリだから安全だとは言い切れないことについて、もう少し詳しく説明するとしたら?

続きはComputer Weekly日本語版 4月19日号にて

本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。


Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー

Computer Weekly日本語版 4月5日号 ファイアウォール 管理の悩み

Computer Weekly日本語版 3月22日号 ムーアの法則との決別

Computer Weekly日本語版 3月8日号 PC&Windows時代の終わり


この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news069.png

ブレインパッド、運用型広告最適化ツール「L2Mixer」の予算管理機能を強化
ブレインパッドは、運用型広告最適化ツール「L2Mixer」の「予算管理機能」を強化したと発...

news006.jpg

「人」「プロセスデザイン」「テクノロジー」――パーソルプロセス&テクノロジーに聞く、B2Bマーケティング支援の肝
アイティメディア リード研究所の小柴 豊所長がB2Bマーケティングのフロントランナーと語...

news047.jpg

統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」が提供範囲を拡大
TISは、統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」の提供範囲を拡大した...