「ひとり情シス」が本当に助かるハイパーコンバージドとは?中堅・中小企業こそ注目すべきHCI【後編】

リソースの拡張が容易でスモールスタートできるハイパーコンバージドは中堅・中小企業にも最適。製品選びのポイントはストレージ技術に注目することだという。

2017年05月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)」は、企業システムの導入を強力にサポートするプラットフォームだ。サーバのみならず、ストレージを仮想化する技術を用いることで、非常にコンパクトかつ安価、管理負荷の小さなシステムを構築することができる。

 特に最近では、入手しやすくなったフラッシュデバイスを採用した「オールフラッシュ構成」を第一に考えるユーザー企業も増えており、省スペース性・省電力性がさらに高まっている。

 ただし従来のHCIは、大規模なコンバージドインフラストラクチャに比べて小型ではあるものの、全ての環境や用途にマッチしているとは言い切れなかった。初期導入時であっても、相応のサイズと台数が必要であったためだ。

 しかしながら、最新のHCI製品は、小規模な企業やテスト目的でも導入しやすいエントリーモデルが登場しつつある。今回は、より小さく使いやすいHCIが求められる背景と具体的な製品を紹介する。また、製品や技術同様に重要なベンダーサポートについても触れよう。


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