デジタル化を加速させている住友生命にとっての課題は、高度化しているサイバー攻撃への対応だった。セキュリティ対策に関する運用負荷やコスト増も同社に重くのしかかっていた。その中で同社はWAF導入を決断。経緯を聞いた。
Webサイトの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が後を絶たない。攻撃者は、定番から最新まで多種多様な手法で仕掛けてくる。現在のWebセキュリティの脅威を整理するとともに、本当に有用な防御策とは何かを探る。
Webアプリケーションの脆弱性を突かれたセキュリティ事故が後を絶たない中、WAFアプライアンス製品を導入する企業が増えている。しかし依然として、WAF製品は高価で運用が難しいと思い込んでいる企業も多い。
急増するWebサイトの情報漏えいに有効な対策の1つとして注目されているWAF。一般的なアプライアンス型はコストが高く設定や更新に手間が掛かるが、SaaS型はこれらを解消するソリューションとして注目されている。
Webサイトの脆弱点を突く攻撃が活発化している。2008年3月に起きた大規模なSQLインジェクション攻撃では、多くのサイトが改ざんされた。サイトを守るには、アプリケーションへの攻撃を検知できるWAFが有効だ。