「Kubernetes」の仕組みやメリット、課題とは?

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、Kubernetesに関する技術解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

Kubernetesとは何か 主な用途を解説

 「Kubernetes」は、さまざまなインフラでコンテナを実行・管理するための、オープンソースのコンテナオーケストレーションツールだ。KubernetesおよびKubernetes管理下のコンテナは、ほとんどのクラウドインフラで実行できる。(続きはページの末尾にあります)

Kubernetes関連の技術解説

「Kubernetesクラスタ」運用の基礎解説 まずやるべき“大原則”とは?

企業によって「Kubernetes」クラスタの運用管理に求める要件は異なるものの、運用管理において実施すべき操作、考慮すべき原則は共通している。具体的に何をすべきなのか。

(2023/10/19)

企業が分かっていない「OSSのセキュリティ問題」とは GitHubが指摘

GitHub社のCEOは、解消すべき最大の課題としてセキュリティ強化を挙げる。背景には、世間を騒がせたオープンソースソフトウェアの脆弱性にまつわる問題があるという。それは何か。

(2023/5/9)

「Knative」とは? Kubernetesでサーバレスを実現する「FaaS」以外の選択肢

「Kubernetes」ユーザーがイベント駆動型プログラミングによるサーバレスアーキテクチャを実現したい場合、有力な手段となるのが「Knative」だ。クラウドサービスの「FaaS」とは何が違うのか。

(2020/9/28)

Kubernetesの進化の方向と改善点

コンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードとなったKubernetesは次にどのように進化するのか。進化とともに改善すべき点とは何か。

(2020/7/15)

Kubernetesは何に使われているのか?

 Kubernetesの用途は広がりつつある。幾つかの具体例を紹介する。

ハイブリッドクラウドとマルチクラウドを管理する

 ユーザー企業はKubernetesを利用することで、アプリケーションを稼働させるインフラの選択肢を広げやすくなる。オンプレミスインフラで稼働させているアプリケーションをクラウドサービスに移行させたり、複数のクラウドインフラを組み合わせたりすることにも役立つ。複数のインフラにKubernetesの「ノード」(コンテナを実行するための物理サーバまたはVM)を設置することで、耐障害性が向上する。

サーバレスアプリケーションを構築する

 Kubernetesは、クラウドベンダーが提供するイベント駆動型サービスと組み合わせることで、必要なタイミングにのみコンテナを立ち上げるサーバレスアプリケーションを構築可能だ。これによってアプリケーションのインフラのスケーラビリティや信頼性の向上、コスト削減が見込める。

アプリケーションをエッジに拡張させる

 既にオンプレミスインフラやクラウドサービスでKubernetesを実行しているユーザー企業は、Kubernetesを使用して、それらの機能を「エッジコンピュータ」に拡張できる。エッジコンピュータは、データの発生源の近く(エッジ)で稼働するコンピュータを指し、自社の各拠点やクラウドサービスに存在する小規模なサーバ群、産業用IoT(モノのインターネット)端末などが含まれる。エッジコンピュータ用のアプリケーションは、データセンターで稼働するアプリケーションと相互に通信する場合がある。