S/4HANAへの投資から最高の価値を引き出すには、IT部門はビジネスに混乱を招かない範囲でできる限り迅速にビジネスニーズを満たす必要がある。(続きはページの末尾にあります)
SAPの従来型ERP(統合業務)システムを利用してきたユーザー企業の次の選択肢に、クラウドERP「SAP S/4HANA」への移行がある。移行に備え、SAP S/4HANAに精通した人材になるためのオンライン講座5種を紹介する。
SAPの旧世代ERP製品が2027年にサポート切れを迎え、ユーザー企業は次世代ERP「S/4 HANA」への移行を迫られている。本稿は「なぜ移行すべきか」「移行すべきかどうか」「どのように移行すべきか」という問いに答える。
SAP製オンプレミスERPのサポート終了期限2027年に向けて、同社のクラウドERP「SAP S/4HANA」に精通した従業員のニーズは高まる可能性がある。SAPの“プロ”から学べるSAP S/4HANAのオンライン講座を5つ紹介する。
20年にわたってSAPシステムを導入、運用している企業が既存のSAPカスタムコードをS/4HANA向けに開発し直す方法を決めるのは難しい。
“既存のシステムをS/4HANA向けに手直しする”方法についての議論は盛んに交わされている。だが“S/4HANA は全く新しい ERP システムの導入を意味する”というのがほぼ一致した意見だ。
既存のビジネスプロセスはどのようなものか。SAPにどの程度のコードを組み込んでいるか。旧製品導入時にカスタマイズした機能が、S/4HANAにどの程度含まれているか。以前にカスタマイズしたコードを新しいプラットフォームに導入することがビジネスにとって本当に不可欠か。事前に見極めておくべきことは多い。
実際、S/4HANAは技術、ビジネスプロセス、ユーザーインタフェ-スなどの領域に多くの変更が施されている。こうした変更が、ITチームの作業方法と、ITチームがSAPシステムをカスタマイズする方法の両方に影響する。
重要なのは、既存のSAPシステムからS/4HANAへの再導入の可能性を含め、主要SAPプラットフォームの移行を考えている企業は全て、それが決して単純ではないことを理解しなければならないことだ。