最新の業界標準技術を採用した、コストパフォーマンスに優れるデルのサーバ「PowerEdge」シリーズ。2006年6月20日、デルは、インテルの強力な最新版デュアルコアプロセッサーを搭載した第9世代のサーバ新製品を発表した。従来モデルに比べて圧倒的に優れているポイントについて詳しく紹介する。
デルは2年ぶりにPowerEdgeサーバのラインアップを一新し、「第9世代PowerEdgeシリーズ(x9xx)」を発表した(2006年6月20日)。新製品のポイントは、インテルの新しいデュアルコア・プロセッサを中心とした各コンポーネント基本性能の向上と消費電力の削減および管理性の向上である。
まずは、核となる新しいデュアルコアインテルXeonプロセッサー5000番台/5100番台(開発コード名:Dempsey,Woodcrest)を紹介する。同プロセッサーは、1,333MHz(Woodcrest)という高速なクロック周波数で動作する独立した2本のFSB(フロント・サイド・バス)を備えているのが特長だ。第1世代のデュアルコア(Paxville)に比べ、新しいデュアルコア(Woodcrestベース)では最大で152%の性能向上を図る一方、最大で25%の消費電力の低減を実現している。
CPUと共にパフォーマンス向上の鍵となるのが、FBD(Fully Buffered DIMM)DDRメモリの搭載だ。サーバに大容量メモリを搭載すると、そのコントロールのためにCPUの負荷が高まってしまうという問題が起こっていた。
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制作:ITmedia +D 編集部