第9世代PowerEdgeサーバの全貌スケーラブル・エンタープライズ戦略を新しい業界標準によりさらに推進

最新の業界標準技術を採用した、コストパフォーマンスに優れるデルのサーバ「PowerEdge」シリーズ。2006年6月20日、デルは、インテルの強力な最新版デュアルコアプロセッサーを搭載した第9世代のサーバ新製品を発表した。従来モデルに比べて圧倒的に優れているポイントについて詳しく紹介する。

2006年07月25日 22時21分 公開
[TechTarget]
photo

デュアルコアCPUとFBDメモリでパフォーマンスが大幅に向上

 デルは2年ぶりにPowerEdgeサーバのラインアップを一新し、「第9世代PowerEdgeシリーズ(x9xx)」を発表した(2006年6月20日)。新製品のポイントは、インテルの新しいデュアルコア・プロセッサを中心とした各コンポーネント基本性能の向上と消費電力の削減および管理性の向上である。

 まずは、核となる新しいデュアルコアインテルXeonプロセッサー5000番台/5100番台(開発コード名:Dempsey,Woodcrest)を紹介する。同プロセッサーは、1,333MHz(Woodcrest)という高速なクロック周波数で動作する独立した2本のFSB(フロント・サイド・バス)を備えているのが特長だ。第1世代のデュアルコア(Paxville)に比べ、新しいデュアルコア(Woodcrestベース)では最大で152%の性能向上を図る一方、最大で25%の消費電力の低減を実現している。

 CPUと共にパフォーマンス向上の鍵となるのが、FBD(Fully Buffered DIMM)DDRメモリの搭載だ。サーバに大容量メモリを搭載すると、そのコントロールのためにCPUの負荷が高まってしまうという問題が起こっていた。

TechTarget会員限定記事の続き>>がご覧になれます。
次のアンケートに答えてお進みください。

Q1. 記事に関連したシステム導入の予定があれば、
時期をお知らせください(必須)


Q2. 今回の記事は、どのような目的で読まれますか(必須)


■個人情報の取り扱いに関して
ダウンロードに際しては以下の事項に同意されたものとみなせていただきます。

  • お客様の個人情報は、提供情報ダウンロード後、情報提供元である「デル株式会社」に収集される。
  • 「デル株式会社」からの電子メール、電話、送付物による情報提供サービスを受け取る。

お客様の個人情報は「デル株式会社」の プライバシーポリシー 下で適切に取り扱われます。


制作:ITmedia +D 編集部