【専門分野:情報共有基盤戦略策定、Notes/Domino、RDBMS、ナレッジマネジメントコンサルティング】
日本オラクルにおいて、ERPから情報系ポータルまで新規事業立ち上げを中心に幅広く経験。その後、ドイツ系戦略コンサルティングファームであるローランドベルガーにて、自動車メーカーを中心に、各種戦略立案プロジェクトに従事。現在は、全リアルコム製品のマーケティング責任者を務める。東京工業大学工学部卒。
オウム返しで「費用対効果を出せ」と言われがちな情報共有基盤。そこで、効果を測定し、上司を説得するために、複雑すぎず、幼稚すぎない、適切なレベルでの因数分解例を紹介する。意志決定の現場をコンサルタント・ベンダー双方の立場で数多く見てきた筆者による本編は、自分流のロジックを身につけるためのよきヒントになると考えている。既存資産活用の重要性を説いた前編に続き、後編ではKPI(重要業績評価指標)を把握して情報基盤の投資対効果を測定し、最大化する方法論を解説する。