ネットワールドと日本オラクル、データベースログ分析ツールで協業を発表NEWS

ネットワールドと日本オラクルが、データベースログ分析ツールで協業したと発表した。「Chakra」と「Oracle Business Intelligence Suite Standard Edition」を組み合わせ、企業の内部統制の確立を支援する。

2007年05月17日 16時38分 公開
[TechTarget]

 ネットワールドと日本オラクルは5月17日、データベース監査に関しての協業を発表した。この協業により、ネットワールドが販売権を持つデータベースログ管理ソフト「Chakra」と、日本オラクルの統合BIプラットフォーム「Oracle Business Intelligence Suite Standard Edition」を組み合わせ、データベースログの解析および分析を行う「Chakra BI Solution Pack」を商品化、同日より販売を開始した。なお、本製品の開発にはニューシステムテクノロジーが協力している。

 Chakraはパケットキャプチャ型ツールで、リアルタイムでネットワーク経由のデータベースへの全アクセスを監視し、ログとして記録する。また、Oracle Business Intelligence Suite Standard Editionと組み合わせることで、データベースのログデータを多面的に分析、監視できるようになるという。

 これにより企業は、内部統制やシステム監査に必要なデータベースアクセスに関する報告書を定期的に作成したり、事故や緊急事態の兆候を知るための分析、万一事故が発生したときの迅速な分析がより確実に行えるようになるなど、経営と現場の両面からの「見える化(可視化)」を実現できるとしている。

 なお両社は、本製品に関するソリューション紹介セミナー「企業システムにおけるセキュリティ強化セミナー」を、6月8日および7月12日の2回にわたり日本オラクルのセミナー会場で開催する。

TechTargetジャパンへのご登録はお済みですか?

会員登録を行うことで、300点以上の技術資料がそろったホワイトペーパーや興味・関心分野ごとに情報を配信するメールマガジン、さらにITmediaや@ITの特集記事がPDFでまとまって読める電子ブックレットなど、各種サービスを無料で利用できます。会員登録(無料)はこちらから


ITmedia マーケティング新着記事

news171.png

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...

news148.jpg

CNN幹部が語る、メディアビジネスにとってのAIのリスクと機会
生成AIがコンテンツを量産し、真偽の明らかでない情報があふれかえる中、メディアの価値...

news016.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。