ネットワールドと日本オラクルが、データベースログ分析ツールで協業したと発表した。「Chakra」と「Oracle Business Intelligence Suite Standard Edition」を組み合わせ、企業の内部統制の確立を支援する。
ネットワールドと日本オラクルは5月17日、データベース監査に関しての協業を発表した。この協業により、ネットワールドが販売権を持つデータベースログ管理ソフト「Chakra」と、日本オラクルの統合BIプラットフォーム「Oracle Business Intelligence Suite Standard Edition」を組み合わせ、データベースログの解析および分析を行う「Chakra BI Solution Pack」を商品化、同日より販売を開始した。なお、本製品の開発にはニューシステムテクノロジーが協力している。
Chakraはパケットキャプチャ型ツールで、リアルタイムでネットワーク経由のデータベースへの全アクセスを監視し、ログとして記録する。また、Oracle Business Intelligence Suite Standard Editionと組み合わせることで、データベースのログデータを多面的に分析、監視できるようになるという。
これにより企業は、内部統制やシステム監査に必要なデータベースアクセスに関する報告書を定期的に作成したり、事故や緊急事態の兆候を知るための分析、万一事故が発生したときの迅速な分析がより確実に行えるようになるなど、経営と現場の両面からの「見える化(可視化)」を実現できるとしている。
なお両社は、本製品に関するソリューション紹介セミナー「企業システムにおけるセキュリティ強化セミナー」を、6月8日および7月12日の2回にわたり日本オラクルのセミナー会場で開催する。
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