WindowsプラットフォームでのSaaS型アプリケーションサービスを提供
KDDIとマイクロソフトは6月27日、SaaS(Software as a Service)市場での提携を発表した。この提携により両社は、共同でWindowsプラットフォームをベースとした企業向けSaaS型アプリケーションサービスを開発、提供するとともに、各パートナー企業を幅広くサポートするプログラムを提供していく。また、同日より市場開拓のための共同マーケティング活動を開始し、法人市場におけるSaaS市場の創出・活性化を推進する。
提携に基づき、KDDIはマイクロソフトの「Microsoft Exchange Server 2003」「Live Communications Server 2005」「Windows SharePoint Services」のホスティング版「Microsoft Solutions for Hosted Messaging and Collaboration(HMC)」および、SOAとXML Webサービスをベースにサービス連携基盤を実現するフレームワーク「Microsoft Connected Services Framework(CSF)」を用いて、新しいSaaS型アプリケーションサービスを提供。本サービスは、モバイルおよび固定の通信回線とアプリケーションが一体となった月額料金モデルで提供されるため、利用者はPCおよび携帯電話から、高品質で信頼性の高いサービスをシームレスに利用できる環境を、短期間で導入できるとしている。
また、マイクロソフトは、SaaSの概念をソフトウェアとサービスが融合し相互に連携するプラットフォーム「Software+Service(S+S)」と提唱。今回の提携は「S+S」を実現するサービスパートナーの日本初の事例となる。
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