「EMC Symmetrix」シリーズの最上位機種「EMC Symmetrix DMX-4」を発表。ソフトウェア基盤「Enginuity」も最新バージョンに
EMCジャパンは8月7日、ハイエンドストレージアレイ「EMC Symmetrix DMX-4」シリーズを発表した。これは同社の提供する「EMC Symmetrix」シリーズの最上位機種に位置付けられるもので、多くの機能と既存「Symmetrix」のソフトウェア資産を継承した次世代ハイエンドストレージとなっている。
本製品は750Gバイト SATA2ディスクドライブと4Gbpsファイバチャネルディスクドライブをともにサポートするハイエンドストレージアレイ。多くのデータ、ホストアプリケーション、ストレージ階層をEMC Symmetrix DMX-4に統合することにより、多様なストレージ環境の整備、管理の合理化、コスト削減を実現するという。
また、ソフトウェア基盤(ストレージオペレーティング環境)「Enginuity」の最新バージョンにより、総合的なスループットを最大で30%向上でき、RAID 5およびRAID 6構成での速度が最大で25%向上。さらにリモートレプリケーションソフトウェア「EMC SRDF」を利用することで、最大100kmの距離における同期レプリケーションが33%高速化され、ローカルレプリケーションソフトウェア「EMC TimeFinder」を利用すれば、ローカルレプリケーションを10倍の速度で実行できるという。Enginuityの最新バージョンでは、ログ管理アプライアンス「RSA enVision」でストレージログを統合できるため、企業のコンプライアンス要件を満たし、セキュリティも向上できるとしている。
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