0.25ミクロンメートルプロセスを用いたゲートアレイ「CMOS-10HD」シリーズを拡充。小規模なロジック回路を短納期、低コストで実現する4製品
NECエレクトロニクスは8月24日、0.25ミクロンメートルプロセスを用いたゲートアレイ「CMOS-10HD」シリーズの品種拡充の一環として、ユーザーが使用可能なゲート規模が6793ゲート2品種および2万1118ゲート2品種を製品化、同日より受注活動を開始した。
本製品は、半導体メーカーがシリコンウエハー上に基本セルと呼ばれる論理ゲートを形成したマスタウエハーを用意し、ユーザーが希望する回路に応じ配線を行うことによって基板上に回路を構成するセミカスタムIC。価格はゲート数、パッケージ種類、生産数量などの条件によって異なるが、一例として6793ゲート、36ピンQFNパッケージの製品を計5000個生産する場合、1個当たり180円。
同社によると、本製品はインタフェース回路や入出力制御回路などのIC化に最適な製品だという。「最短6週間での製品化が可能」「汎用ロジックICで回路を実現するよりも2分の1から3分の1程度コストを削減できる」「実装面積を従来パッケージ品に比べ約35%低減できる」などを特長として挙げている。また、CMOS-10HDの既存製品の開発環境を流用できるため、従来製品のユーザーはこれらのツールの流用が可能だ。
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