メールなどのデータを安全に保管して活用、短期間で日本版SOX法への対応を可能にする「HP Integrated Archive Platform」を発売
日本ヒューレット・パッカードは10月4日、データ保存ソリューションの新製品「HP Integrated Archive Platform(HP IAP)」を同日より発売したと発表した。本製品は、従来の「HP Reference Information Storage System(HP RISS)」を強化し、改名したもの。
データ保存の際に、グリッドストレージを構成する「スマートセル」と呼ぶモジュールごとに分散して格納し、各スマートセル内で検索用インデックスを生成して保管する。これにより短時間でのデータ検索、取り出しが可能になるという。HP RISSで利用していたサーバよりも高機能、低価格のサーバに統一した構成となっており、従来比約半分の製品価格、保守価格を実現しているという。
また、同時にパッケージ化した導入サービス「HP IAP導入サービス」を提供し、これを利用すれば2〜3カ月程度での導入が可能だという。同社は、低下価格化と導入サービスにより中堅・中小規模でのデータ保存ソリューション導入の敷居を下げ、企業の日本版SOX法対応を支援するとしている。希望小売価格はHP Integrated Archive Platformが1260万円から、HP IAP導入サービスが525万円から。
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