日本HP、データ保存ソリューションの新製品を発表NEWS

メールなどのデータを安全に保管して活用、短期間で日本版SOX法への対応を可能にする「HP Integrated Archive Platform」を発売

2007年10月04日 18時11分 公開
[TechTarget]

 日本ヒューレット・パッカードは10月4日、データ保存ソリューションの新製品「HP Integrated Archive Platform(HP IAP)」を同日より発売したと発表した。本製品は、従来の「HP Reference Information Storage System(HP RISS)」を強化し、改名したもの。

 データ保存の際に、グリッドストレージを構成する「スマートセル」と呼ぶモジュールごとに分散して格納し、各スマートセル内で検索用インデックスを生成して保管する。これにより短時間でのデータ検索、取り出しが可能になるという。HP RISSで利用していたサーバよりも高機能、低価格のサーバに統一した構成となっており、従来比約半分の製品価格、保守価格を実現しているという。

 また、同時にパッケージ化した導入サービス「HP IAP導入サービス」を提供し、これを利用すれば2〜3カ月程度での導入が可能だという。同社は、低下価格化と導入サービスにより中堅・中小規模でのデータ保存ソリューション導入の敷居を下げ、企業の日本版SOX法対応を支援するとしている。希望小売価格はHP Integrated Archive Platformが1260万円から、HP IAP導入サービスが525万円から。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news179.jpg

生成AIの活用、意外と進んだマーケティング部門と進まない営業部門 どうして差が生じた?
HubSpot Japanが実施した「日本の営業に関する意識・実態調査2025」のポイントを、記者説...

news013.jpg

Webサイト改善のゴール(KGI)と戦略(KPI)の決め方
連載第2回目となる今回は、Webサイト改善のためのゴール(KGI)と戦略(KPI)の設定方法...

news163.jpg

メルマガをきっかけにした商品購入、B2B商材ではどれくらいの人が経験?
ラクスが「メルマガに関する調査レポート」を公表した。メルマガ経由のサービス購入や資...