IBM、企業のマスターデータを一元管理できるSOAソフトを発表NEWS

顧客・製品・口座などのマスターデータを、SOA環境で管理するソフトウェア「IBM Master Data Management Server」を発表

2007年10月19日 19時43分 公開
[ITmedia]

 米IBMは10月15日(現地時間)、企業が持つ顧客・製品・口座などのさまざまなマスターデータをSOA環境におけるビジネス資産として管理するソフトウェア「IBM Master Data Management Server」を発表。βテストプログラムの提供を開始する。

 本ソフトウェアは、顧客情報や製品、口座に関するマスターデータを1つのプラットフォームから一元管理し、組織がそのデータをリアルタイムで定義・アクセス・使用できるように設計されているという。また、同社の顧客データ統合製品である「WebSphere Customer Center」が持つすべての機能を提供し、データガバナンス機能も装備している。

 同社は、既存のビジネスアプリケーションは顧客、製品、口座など固有のデータは保持していても、マスターデータを企業全体の資産として管理することはできない点を指摘。マスターデータを統合して多目的に活用するというニーズに対応するために、本ソフトウェアによって「マルチフォームマスターデータ管理」を提供するとしている。

関連ホワイトペーパー

SOA | IBM(アイ・ビー・エム)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news037.jpg

Boseが新型イヤホンをアクセサリーに CMOが語る「オシャレ推しに転じた理由」は?
2024年2月にオープンイヤー型のイヤホン「Bose Ultra Open Earbuds」を発売したBose。従...

news005.jpg

「コミュニティー」の正解はオフライン? オンライン? トレジャーデータがコロナ禍で学んだこと
Treasure Data CDPユーザーが主体となって活動するコミュニティー「Treasure Data Rockst...

news170.jpg

ニトリやサツドラも導入 自社ECで「Amazonのようなビジネス」を実現するサービスの魅力
オンラインマーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新た...