テープとディスクを適材適所で活用するこれからのバックアップツールバックアップアプライアンス「DXiシリーズ」

ミッションクリティカルなシステムを構築・運用するためには、バックアップツールの適切な導入が重要になる。「レガシーなテープメディアからHDDへ移行」ではなく、双方の長所を生かした最適な運用が大きな鍵を握る。

2007年10月23日 00時00分 公開
[提供:東京エレクトロン デバイス株式会社]

 システムのバックアップを行うソリューションとして、ディスクバックアップへの注目が集まっている。DDSの登場から20年近くもの間、磁気テープによるバックアップが主流であったが、HDDの低価格化や信頼性の向上、ランダムアクセスが可能な点などからディスクバックアップが急速に普及しつつある。

 だが、必ずしもディスクバックアップがテープバックアップに取って代わるということではない。ディスクはランダムアクセスが可能でメディア管理が容易だというメリットがある半面、容量単価が高いことや、可搬性がないことによるデメリット(例えばディザスタリカバリ環境を構築しにくいこと)がある。

 同様にテープは容量単価が低いことや、可搬性を利用したオフサイト管理、搬送先でのデータリストアによってディザスタリカバリ環境を構築できるといったメリットがある。半面で、シーケンシャルアクセスのためシーク速度が遅いことや、可搬性が高いことでかえってメディアの管理が煩雑になるといった欠点がある。

 つまりディスクやテープのどちらかだけを利用するのではなく、お互いの利点を生かし、双方が補完しあう使い方をすることが重要なのだ。さらに、最新のテクノロジー製品を利用すれば、コストとリカバリー性を両立させたバックアップシステムの構築が可能となる。


提供:東京エレクトロン デバイス株式会社
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