「AmiVoice議事録作成支援システム」に、発言者の声の特徴から個人を特定し自動的に発言者の名前が入力される「話者推定機能」などを追加
アドバンスト・メディアは10月31日、音声認証技術を活用した「AmiVoice議事録作成支援システム」の機能を強化し、発売すると発表した。
本システムは、同社が2004年から発売している、音声認識による自動テキスト入力ができる議事録作成支援システム。使用する人の声や話し方の特徴を事前に学習させる必要がない「不特定話者」対応や、各ユーザーに合わせたカスタマイズをすることで高い音声認識率を実現している。
今回、声紋認証技術を活用して発話者の声の特徴から個人を特定し、自動的に発話者の名前が記録される「話者推定機能」を搭載。従来のシステムでは議事録作成者が録音音声から話者を判断し入力する手間があったが、この機能によって議事録の作成時間や費用を削減できるとしている。また、搭載辞書が主に議会などの議事録作成者が参照している「標準用字用例辞典」に準拠したほか、導入先設備に合わせた音響モデルアダプテーション(オプションサービス)も用意されている。
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