「コスト削減より品質重視」の時代――システム部門は“攻め”のITサービスへITサービスのライフサイクル管理を支援する「LMIS」

企業のITサービス全体の品質を改善しようという動きが注目を集めている。汎用機やオープンシステムの運用で実績を持つビーエスピーは、ITIL v3が推奨するライフサイクルの考え方に基づくITサービスマネジメント支援システムの提供を開始した。

2008年02月15日 00時00分 公開
[提供:株式会社ビーエスピー]

 これまでシステム部門はコスト削減に追われ続けてきたが、システムが収益に直結するITサービスを提供するようになると、適正な価格で適正なサービス提供を実現することの方が重要視されるようになった。システム部門は、従来のように内向きのコスト削減に没頭するよりも、顧客に対するサービス品質を向上することで、ビジネスに貢献すべき時代になったのだ。

 こうした観点から、「ITサービスマネジメント」が注目を集めている中、運用系ツールで知られるベンダーのビーエスピーが、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)の最新版となるバージョン3の考え方にも通じる新運用コンセプト「LMIS(エルミス)」に基づいた2つの新製品を発表した。

 オープンシステムやメインフレームなど幅広いプラットフォームを運用管理対象とするLMISは、システム部門の長年の課題にいかに応えるのか。


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