日本HP、Windows対応アプリケーションの機能テストツール最新版を発売NEWS

アプリケーション機能テストソフトの最新版「HP QuickTest Professional 9.5」の販売を開始。開発時に作成したテストスクリプトを再利用できるなど、短期間でのテスト施行を実現する。

2008年05月30日 18時26分 公開
[TechTargetジャパン]

 日本ヒューレット・パッカードは5月30日、アプリケーションの機能テストソフトウェアの最新版「HP QuickTest Professional 9.5」(以下、QTP 9.5)の販売を開始した。

 QTP 9.5は、Windows対応のアプリケーションに対して自動テストスクリプトを作成し、ブラックボックステストを自動実行する機能テストツール。オブジェクト指向型でテストスクリプトを生成し、開発時のテストスクリプトを再利用できるなど、効率的かつ短期間でのテスト施行を実現する。

 また、メンテナンス実行モードでは、テストスクリプトとオブジェクトリポジトリの間の矛盾を検知した場合に単にエラーを表示するだけでなく、一時停止して修正手順を提示するため、その場で修正することが可能。これをテスト前に実行することで、テスト時の余計な修正作業を排除する。そのほか、ツールの学習期間を短縮化するプロセスガイダンス機能やAjaxによる独自開発コントロールを認識するAPIを追加するなどの機能追加・拡充を行った。価格は134万4000円(税込み)から。

 なお、これまでQTPでは旧マーキュリー・インタラクティブの機能テストツール「WinRunner」の機能吸収を行いながら同製品をバンドルする形でサポートしてきたが、WinRunnerが2008年2月に販売終了したことにより、QTP 9.5はその後継製品として、同製品が対応していたPowerBuilder(バージョン9/10/10.5/11)やDelphiも同様にサポートするとしている。

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