拡大・複雑化の一途をたどる企業ITシステム。それに伴いシステム運用管理部門も増員・分業化が進められてきたが、なおITの品質とコストに悩む企業が多い。一体何が問題で、どのような解決策が考えられるのか?
情報システムは生き物である。安定稼働しているように見えて、突然状況が変化する。
それは突発的なシステム障害だけに限らない。断続的に発生するネットワークのふくそうや、ゆっくり進行するシステムパフォーマンスの低下。ITシステムのサービス品質が厳しく問われるようになってきた昨今、これらの原因をいち早く突き止めること、さらには問題発生前にその予兆を検知して予防的対策を打つことは、サービス品質を維持するために必須の施策である。
しかし構成が複雑化し、運用管理体制の分業化が進んだ現代のITシステムでは、そう簡単に問題の根本原因の特定まで至ることができない。その結果、ユーザーのストレスが高まることはもちろん、システム運用管理部門も自分たちの苦労が報われないことに対するストレスがたまる一方だ。
では、どうしたらこのような現状を打破できるのか。日本CAでITインフラ管理ソリューションに長く携わってきた菊地崇宏氏に話を聞いた。
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