社内のデジタルデータは活用されているのか。デジタルデータを適切に管理・共有・活用するためには統合的なプラットフォームが必要だ。大手企業も採用する次世代コンテンツ管理ソリューションを紹介しよう。
企業内ではさまざまなデジタルデータが日々作成され、蓄積されている。しかし、そのデータが活用され、業務の効率化やビジネスの拡大につながっているかといえば、疑問に持つ人も多いのではないだろうか。それは、そもそもデジタルデータが適切に管理、共有されていないからだ。
例えば多くの場合、部門ごとに立てられた共有ファイルサーバや個人PC内にデータが散在し、それを共有・活用する仕組みづくりが欠落しているという問題がある。結果として、より分かりやすい資料があるにもかかわらず、同様の資料を別の人が作成したり、また必要なデータを探すのに時間がかかってしまうなどの非効率な状況が発生してはいないか。管理されていないファイルサーバにデータが蓄積されることで、データの不用意な書き換えといったミスや情報漏えいなどの危険も高まり、さらに、無駄なデータ増加によりストレージコストやさまざまな管理コストが増大する。どの企業でも、データの管理のみならず共有から活用までをも意識した仕組みづくりを検討する時期に来ているといえるだろう。NTTコミュニケーションズや山口大学をはじめ、複数のグローバル企業から大学、研究機関などへの導入が広がっているコンテンツ管理ソリューションを紹介しよう。
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