Web会議システム活用のポイントは「音声品質」にありヤマハの会議用マイクスピーカー「PJP-20UR」「PJP-50USB」

Web会議システムの性能や機能を評価する際には、どうしても映像品質等に目が行きがち。しかし、円滑な会議を可能にするためには、本来はコミュニケーションの生命線である音声に最も配慮することが重要なのだ。

2010年12月13日 00時00分 公開
[ITmedia]

 Web会議システムを導入する企業が増えている。従来のビデオ会議専用システムよりはるかに安価に導入できるため、遠隔地にある拠点や取引先とのコミュニケーションの活性化、あるいは出張費削減を目的に採用されるケースが多い。しかし、せっかくネットワーク環境や設備を整えて導入した後に、音声品質の問題に悩まされるというケースも少なくないという。

 これは、購入の際に重視されるのが主に操作性や映像品質であり、音響問題に起因する音声品質は意外に見落とされてしまうからである。一般的なWeb会議システムや電話会議システムでは、導入コストを抑えるためにマイクやスピーカーには安価な汎用製品が使われる。そのため十分な音量が得られなかったり、音飛びやエコーなどの音質の問題で、円滑な会議の運用が阻害されることが珍しくない。

 こうした課題を解決するのに有効なのが、会議システムでの利用に特化した専用のマイクスピーカー製品の導入だ。音響メーカーとして長い歴史と実績を持つヤマハが提供する「PJP-20UR」および「PJP-50USB」も、そうした製品の1つである。PJP-20URは上位機種の高い音響性能はそのままに、サイズをコンパクトにした普及型の小規模会議用マイクスピーカー製品で、最大半径3メートルの収音が可能だ。 PJP-50USBは8個のマイクと4個のスピーカーを装備し、最大で半径5メートルの収音が可能な中規模会議用モデルで、どちらも音質に関しては極めて高い性能を誇る。

画像 ヤマハのマイクスピーカー製品ラインアップ《クリックで拡大》

 例えば、エコー防止策。多くの製品では、スピーカーで音声再生時に強制的にマイク入力を抑えることでエコーを防止する。そのため音声は一方通行で途切れ途切れになり、自由闊達(かったつ)なディスカッションが生まれにくくなってしまう。その点、PJP-20URとPJP-50USBは独自の「適応型エコーキャンセラー方式」により、双方向での会話とエコー防止を両立させている。また、HD音質といわれる20kHzの広帯域に対応しており、ノイズを除去する独自機能も備えているため、ビデオ会議専用システムに匹敵する音声品質を実現できる。さらに、メーカーによる体験デモルームの提供や、顧客サポート体制がしっかりしている点も、ユーザーにとっては心強い。

 2011年春には、この2製品に新機能追加によりさらなる拡張性が加わる予定だ。同一機器同士を最大4台まで連結でき、またPJP-50USBに関しては外部スピーカーから音声を出力できるようになる。大規模な会議やさまざまなレイアウトにも柔軟に対応できるようになるため、ますますWeb会議の用途が広がることになるだろう(詳しい情報はメーカーのニュースリリースを参照いただきたい)。

画像 2011年に追加される新機能。PJP-20URはUSBハブ経由で連結可能に(図左側)。PJP-50USBについては、オーディオケーブルによる連結(図中央)および外部スピーカーの接続(図右側)で、さまざまな会議ニーズに柔軟に対応できるようになる 《クリックで拡大》

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Web会議システムで見落とされがちなのが音声の品質。音声が度々途切れたりエコーが発生するようでは、会議の続行自体が困難になる。音響メーカーとして長い歴史を持つヤマハの会議用マイクスピーカー製品「PJP-50USB」「PJP-20UR」は、こうした課題を独自のエコーキャンセラー機能やノイズリダクション機能で解決してくれる。

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