不安・無駄・煩雑――仮想化の導入を阻む3つの課題仮想化の課題を解決するソリューション

仮想化は企業の情報インフラの根幹にかかわるものであり、その導入をためらうのは当然だ。日立のミドルウェア群が、そうした企業の不安を取り除き、最適な運用環境を実現するためのポイントを解説する。

2011年02月14日 00時00分 公開
[ITmedia]

 これから仮想化の導入を進めるに当たっては、仮想化「導入前」と「導入後」のフェーズでそれぞれ課題がある。

 仮想化導入前の課題は、「システムをどれだけ統合・集約できるか」である。その中には、「仮想化への移行に必要なリソースをどれだけ見積もればよいか」「業務のサービスレベルを維持することはできるのか」といった課題も含まれる。

 一方、仮想化の導入後は、リソースに無駄が生じるなどで当初想定していたよりもインフラの効率化ができなかったという課題がある。また、障害対応への不安などもあり、運用管理の負荷増大に悩む企業も多い。

 最後の課題は、仮想化の最終的な目標である、業務のリソースのシェアードサービス化だ。その実現のためには一連の煩雑な作業が発生し、手作業ではミスが生じる恐れもある。しかし、それらの問題をクリアし、業務に必要な環境をいかに迅速に提供できるかが重要である。

 以上、3つに大別した課題を解決するソリューションを紹介する。

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