「なぜ実現しない!?」 ディザスタリカバリ検討で陥りやすいワナとはパナソニック電工ISの考えるDRへの現実的アプローチ

これまで何度も検討してきたDR(災害復旧)対策。“実現に向け今、何をすべきか?”パナソニック電工ISはメインフレーム的発想のPANによるインフラ統合がその一歩だと考えた。

2011年06月21日 00時00分 公開
[ITmedia]

 IT災害対策の必要性は十分に認識されているが、なかなか事は前に進まない。厳しいコスト制約に加えて、明確な基準がないため要件定義が難しいからだ。従来の被災想定を覆した東日本大震災により、要件定義はますます難しくなった。

 そうした中での現実解は段階的アプローチだろう。ゴールを想定しながらも、まずは目の前の「起こりやすい災害」から徐々に対処する。これで対策のヌケ・モレがなくなる。

 その後、大規模災害を見据えたセカンダリサイトが必要になる。だが、分散化・複雑化したサーバインフラをそのままセカンダリに持ち込んでも非効率だ。まずはプライマリサイトのサーバインフラをメインフレーム的に統合化・簡素化するのが望ましい。それをオープン技術で実現するのがPAN(プロセシングエリアネットワーク)である。


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