今後のIFRS適用で必要になる機能を無償で提供することを評価した。
ワークスアプリケーションズは7月22日、伊藤忠商事がIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)の早期適用を見込んでワークスアプリケーションズの「COMPANY Assets Management」を導入したと発表した。今後のIFRS適用で必要になる機能を無償で提供することが評価されたという。
ワークスアプリケーションズによると、伊藤忠商事は2013年度または2014年度のIFRS早期適用を検討している。金融庁の自見庄三郎担当大臣の発言をきっかけにIFRSの適用時期などについて金融庁で議論が続いているが、伊藤忠商事は当初立てたスケジュールでプロジェクトを進めているという。
伊藤忠商事が新しい資産管理システムの導入を決めたのは、これまで利用していた資産管理パッケージを資産除去債務に対応させるには、多額のコスト負担が見込まれたから。COMPANY Assets Managementは2009年に資産除去債務の対応機能を搭載し、既に他社での導入実績もあったことから採用を決めた。導入期間は約半年で2011年4月に稼働した。伊藤忠商事は資金管理システムの「COMPANY Cash Management」も導入。システム導入は伊藤忠テクノソリューションズが担当した。
伊藤忠商事はCOMPANY Assets Managementを今後のIFRS適用でも活用する方針。ワークスアプリケーションズはIFRSの改正などで必要となる機能を年間保守料の範囲内で無償提供する同社の方針も、伊藤忠商事に評価されたとしている。
シニアの生活意識 「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」において男女で20ポイント以上の差
ソニー生命が実施した「シニアの生活意識調査2024」の結果です。
酒税改正前後でビール系飲料の購買行動はどう変化した?
アルコール飲料市場に続々と新たな商品が登場する中、消費者の購買状況はどう変化してい...
KARTEのプレイドが進出する「プロダクトアナリティクス」はSaaSの成長をどう支援するのか?
CXプラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドが、日本発のプロダクトアナリティクス「...