大手航空会社でも導入された これからのEコマースサービスのための“切り札”Coherenceが実現する3つの効果

ECサイト運営企業にとって、スマートフォンによるトランザクションの爆発的増加や、突発的なアクセス集中への対応は死活問題だ。「これからどれだけ増加するのか」予測が難しい問題に、どう立ち向かうべきだろうか。

2012年02月29日 00時00分 公開
[ITmedia]

ECサイトの課題解決に向けたソリューション

 ECサイトを運営している企業にとって、日々増大するリクエストを処理しながら、いかに迅速にサービスを拡張し、顧客満足度を高めていくかは重要な課題だ。最近ではスマートフォンの普及拡大に伴い、時間や場所を問わずECサイトを利用できるようになった。また、 TwitterやFacebookでの情報共有が、ECサイトの売り上げを向上させるケースも多い。こうしたソーシャルメディアとスマートフォンの相乗効果で、ECサイトへのアクセス急増といった自体が現実に起きている。そのため、トランザクションの急増とともに、突然のアクセス集中にも対応できる、より可用性の高いサービス基盤が求められている。

 今後増加するであろうアクセス対策に加えて、人気商品や限定商品などに対するキャンペーンを展開したとき、集中的なアクセスによってシステムに過大な負荷が掛かり、レスポンスが低下してしまうケースは少なくない。システムメンテナンスによるサービス停止期間も機会損失につながる恐れがある。従来型のECサイトアプリケーション構造では、サービスの柔軟・迅速な拡張や相互連携型サービスへの対応は難しいといわざるを得ない。

 こうしたECサイトの課題を解決するベストソリューションとして注目されているのが、日本オラクルが提供するインメモリデータグリッドソリューション「Oracle Coherence」(以下、Coherence)だ。既に、航空会社、ネット販社、家電量販店など大手企業のECサイトで利用が進んでおり、大きな導入成果を上げている。スマートフォンやソーシャルメディアの普及が進む中、さらなる競争力の向上が急務となっているECサイトに、Coherenceはどのようなメリットをもたらすのだろうか。

 次のページで、Coherenceの機能や仕組み、導入効果を紹介する。


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