従来型アプリ開発の限界を突破する「ブレークスルーアプリケーション」インターシステムズの次世代アプリケーション開発基盤

スマートデバイスやビッグデータといったトレンドに業務アプリケーションを対応させていくためには、これまでの開発手法では限界がある。新たなモデルである「ブレークスルーアプリケーション」の導入が必要だ。

2012年03月14日 00時00分 公開
[ITmedia]

 業務アプリケーションの世界は今、変革期に差し掛かっている。旧来のアプリケーションに求められてきたのは、主にビジネスプロセスの自動化や効率化だった。企業において業務アプリケーションの導入や活用が進むにつれ、この要件はおおむね達成されつつある。業務アプリケーションの開発技術、つまりオーソドックスなトランザクション処理型アプリケーションの開発技術も、もはや成熟の域に達したと見ていいだろう。

 しかし近年、業務アプリケーションを取り巻く環境に大きな変化が起こっている。例えば、これまでにない新たなクライアント端末の登場。スマートフォンやタブレット端末など、クライアントPCにはない新たなユーザーインタフェースや使い勝手を備えたクライアント端末が、業務アプリケーションの世界でも活用されつつある。

 そしてビッグデータの潮流である。テキストや画像といった非構造化データを含め、これまではビジネスに役立てるのが難しかった多種多様なデータを大量に収集・分析することで、ビジネスに新たな可能性をもたらすソリューションが声高に提唱されている。

 ソフトウェア開発会社は今後、こうした新たな潮流に迅速かつ柔軟に対応できるアプリケーションの開発ノウハウを身に付けなければ、恐らく生き残っていくのは困難だろう。こうした新世代のアプリケーションである「ブレークスルーアプリケーション」の主な要件として、以下の3つが挙げられる。

  1. 多様なクライアント端末に対応できるよう、必要なときに必要な情報を必要な形で提供できる柔軟性と俊敏性
  2. 非構造化データも含め、多種多様かつ大量のデータを扱うことができる能力
  3. データの処理を即座にユーザーのビジネスアクションにつなげられるような、リアルタイムでの分析能力

 一部のソフトウェア開発会社は、早くもこれらの要件を備えるアプリケーションの開発に取り組んでいる。だが既存の要素技術を個別にスタックとして積み上げる方法では、なかなかうまくいかないのが実情だ。そうした中、ブレークスルーアプリケーション構築のためのプラットフォームを「丸ごと」提供しているベンダーがある。それがインターシステムズジャパンである。

 同社の主力製品であるオブジェクトデータベース「InterSystems Cache(キャシエ)」、アプリケーション統合プラットフォーム「nterSystems Ensemble(アンサンブル)」、組み込み型ビジネスインテリジェンスソフトウェア「InterSystems DeepSee」を組み合わせることで、先に挙げた3つの要件を備えるブレークスルーアプリケーションを効率的に構築できる。欧米では既に多くの実績を重ねており、次世代型のアプリケーション構築プラットフォームとして高い注目を集めている。

図 インターシステムズジャパンが提供するアプリケーション開発プラットフォームの概念

 これらインターシステムズの製品やソリューションに興味のある人に向けて、本稿で紹介したブレークスルーアプリケーションと同社製品との間の親和性について解説したホワイトペーパーが用意されている。今後の業務アプリケーションビジネスの行方全般を占う上で、有益な情報を得ることができるはずだ。

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次世代の業務アプリケーションのあるべき姿である「ブレークスルーアプリケーション」に対応できるか否かが、ソフトウェア開発企業の命運を分ける。

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