米Fusion-ioと東京エレクトロン デバイスが半導体ストレージ「ioDrive」の後継機種を発売した。従来機種に比べて、容量や処理性能が2倍以上向上したという。
米Fusion-ioと東京エレクトロン デバイス(TED)は3月13日、半導体ストレージ「Fusion-io ioDrive」の新製品「Fusion-io ioDrive2」(以下、ioDrive2)、「Fusion-io ioDrive2 Duo」(以下、ioDrive2 Duo)の国内販売を開始した。Fusion-io ioDriveは、サーバ機のPCI Express(PCIe)バスに接続することでホスト側に直接アクセスし、ストレージのコントローラーを経由しないデータ処理が可能なNAND型フラッシュメモリ。ディスクI/O性能がボトルネックとなるシステムにおける処理時間を短縮させる。
今回発表されたioDrive2は最大1.2Tバイト、ioDrive2 Duoは最大2.4Tバイトのデータ容量を持つ。書き込みアクセス遅延が15マイクロ秒以下、シーケンシャル読み込み速度が86万6000IOPS、シーケンシャル書き込み速度が93万IOPSを実現する。Fusion-ioによると、従来機種と比較して記録容量が2倍に増加し、データアクセスと読み取り/書き込み速度もそれぞれ2倍以上に向上しているという。ioDrive2では365Gバイト、785Gバイト、1.2Tバイト、2.4Tバイトのモデルを提供する予定。
国内販売代理店であるTEDは、今後も国内メーカーへのOEM供給やパートナーセールスなどの製品販売の他、保守サポートや品質保証、コンサルティング事業などを展開する。販売価格について、同社は70万円からとしている(365Gバイトモデルの最小構成)。
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