“使える”プライベートクラウド構築のためのストレージ要件とは日本オラクル:次世代統合型ストレージ「Pillar Axiom」

多様な仮想化技術を活用し、システムの効率化や柔軟性を高める「プライベートクラウド」への移行が本格化している。リソースやデータの統合などメリットもあるが、従来のストレージでは乗り越えられない課題もある。

2012年05月08日 14時00分 公開
[ITmedia]

 企業内や企業グループ内で利用することを前提に構築・運用される「プライベートクラウド」。その成否は、ストレージにあると言っても過言ではない。プライベートクラウド対応が進むにつれ、これまで以上にストレージに多くの業務データが集まる。いずれも重要な情報資産であるが、ストレージシステムへの要件は一様ではない。常に高い性能が必要とされる業務、処理優先度の高低、性能よりも容量や確実なデータ保護を重視する場合など、求められるサービスレベルは業務によりさまざまだ。

 加えて、データ量の増大スピードはますます加速しており、データ増加に伴って処理能力の増強が必要となる場合もあり、システムリソースの正確な需要は予測しづらい。そのため、「容量や処理能力を柔軟にスケールアップ/スケールアウトできること」「高い信頼性や高可用性を確保しつつ、管理業務の負荷軽減が図れること」などが重要な要件だといえる。

 「業務が違えばストレージの要件も違う」という必然の課題を、プライベートクラウドの基盤となるストレージでいかに解決していくのか。真剣に取り組む時期がやってきた。今こそ、ストレージの在り方を変える大きな変革が必要だ。オラクルの最新ストレージはこれをどう解決するのか、先進的な 独自機能について動画も交えて分かりやすく紹介しよう。

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