ダッソーのMBDツールでリアルタイムシミュレータ連携検証が可能にNEWS

PLMベンダーのMBDツール連携、強化が盛んに。ダッソー・システムズは自社の制御システムモデリングツールに東芝情報システムの開発したモデルライブラリを投入する。

2012年05月10日 17時28分 公開
[原田美穂,TechTargetジャパン]

 ダッソー・システムズは、2012年5月8日、東芝情報システムと組み込み制御開発分野での提携を発表した。提携は、組み込み制御機器のモデルベース開発を推進する目的で行われたもの。

 モデリング言語「Modelica」の仕様に準拠した同社ツール「Dymola」と、東芝情報システムのリアルタイムシミュレータ「M-RADSHIPS」(Model-based Rapid Application Development Simple & High cost Performance Simulator)を連携させたモデルベース開発環境を提供するという。

 Dymolaは制御システムのモデリングツール。常微分方程式と代数方程式で記載できる物理的コンポーネントをモデリング、シミュレーションできる。機械、電気、制御、熱、空気圧、油圧、パワートレイン、熱力学、車両力学など、異なるエンジニアリング領域のコンポーネントを組み合わせてモデルを作成できる点が特徴とされる。Modelica言語をベースに、独自にUIを提供、各種制御モデルライブラリを提供している。

 Modelicaはダッソー・システムズなどの複数の企業による業界団体「Modelica Association」が提唱する物理モデリング言語。

 東芝情報システムでは、モデルそのものの知的所有権を確保し、Dymola上で使用できるモデルを開発、販売する計画だ。

fig Dymolaのモデルライブラリの例、画像は車載エアコンライブラリのもの。今回発表のものとは異なる(出典はhttp://www.3ds.com/fileadmin/PRODUCTS/CATIA/DYMOLA/PDF/Dymola2012FD01-highlights.pdf

関連ホワイトペーパー

モデリング | 組み込み | PLM


ITmedia マーケティング新着記事

news074.jpg

ニップンと刀が協業 マーケティングノウハウで成熟市場を拡大へ
ニップンと刀は「ニップン × 刀 協業発表会」を開催し、協業を通じた両社の取り組みとそ...

news197.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がMicrosoft広告の改善機能を実装
Shirofuneは広告運用自動化ツール「Shirofune」に改善カード機能を追加。これにより、キ...

news192.jpg

インテージ、「YouTube Select」「YouTube Shorts」における態度変容調査を提供開始
広告効果測定サービス「Brand Impact Scope」をバージョンアップし、サンプルサイズと計...