ダッソー・システムズは、2012年5月8日、東芝情報システムと組み込み制御開発分野での提携を発表した。提携は、組み込み制御機器のモデルベース開発を推進する目的で行われたもの。
モデリング言語「Modelica」の仕様に準拠した同社ツール「Dymola」と、東芝情報システムのリアルタイムシミュレータ「M-RADSHIPS」(Model-based Rapid Application Development Simple & High cost Performance Simulator)を連携させたモデルベース開発環境を提供するという。
Dymolaは制御システムのモデリングツール。常微分方程式と代数方程式で記載できる物理的コンポーネントをモデリング、シミュレーションできる。機械、電気、制御、熱、空気圧、油圧、パワートレイン、熱力学、車両力学など、異なるエンジニアリング領域のコンポーネントを組み合わせてモデルを作成できる点が特徴とされる。Modelica言語をベースに、独自にUIを提供、各種制御モデルライブラリを提供している。
Modelicaはダッソー・システムズなどの複数の企業による業界団体「Modelica Association」が提唱する物理モデリング言語。
東芝情報システムでは、モデルそのものの知的所有権を確保し、Dymola上で使用できるモデルを開発、販売する計画だ。
「メタバース」でどうやってもうけるの? Meta(旧Facebook)が考える収益化への道
Metaの中核をなすメタバースプラットフォームのマネタイズ計画が明確になりつつある。高...
コネクテッドTV(CTV)広告のパフォーマンスを包括的に計測、Adjustが新サービス「CTV AdVision」を発表
1つの管理画面でCTV広告の全体的なパフォーマンスを把握可能に。
Amazonの「ブランド広告力」が調査で判明、GoogleとFacebookを圧倒する理由は?
大手ECサイトの広告媒体としての価値がますます高まっている。リテールメディアへの広告...