基幹システムに耐え得る信頼性、ユーザー主導で設計できるIIJの“持たない”プライベートクラウドアジア最大級の仮想化基盤を備えたプライベートクラウドサービスの全容

自社でIT資産を保有しなくてもいい、“持たない”プライベートクラウドが注目されている。パブリッククラウドのコストメリットと拡張性、オンプレミスの信頼性を実現する画期的なソリューションだ。

2012年07月09日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業ITにおけるクラウドコンピューティングの位置付けが、今大きく変わろうとしている。これまでクラウドといえば、その主なユーザー層は新興ネット企業が占めており、一般企業のクラウド利用は開発環境や検証環境に限られていることが多かった。しかし近年、クラウドのメリットが広く認知されるに従い、一般企業の本番システムでもクラウドを積極的に活用する例が増えてきている。それも、単に情報系システムの一部をSaaS(Software as a Service)で安価に調達するだけでなく、基幹系システムまでクラウド化しようという動きが加速している。

 こうしたニーズに応えるために有効だとされているのが、プライベートクラウドだ。自社で所有するシステム基盤をクラウド化することで、ITリソース全体の柔軟性やアジリティを高めようというものである。事実、海外はもとより日本国内において、このプライベートクラウドの取り組みを始めている企業も多数出てきている。

 その一方で、自社でIT資産を保有しなくてもいいという、パブリッククラウドのコストメリットにこそクラウドを導入する意義があると見る企業も依然として多い。つまり、「プライベートクラウドは導入したい、しかし自社でIT資産は持ちたくない」という、一見すると相反するようにも見える2つのニーズを同時に抱えているのだ。

 しかし実は、この2つのニーズは決して相反するものではない。「持たないプライベートクラウド」というソリューションが十分にあり得るのだ。インターネットイニシアティブ(以降、IIJ)が2012年8月に提供開始するクラウドソリューションは、まさにこれを実現したものだ。次のページでは、この持たないプライベートクラウドの全容を紹介する。


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