ほとんどの企業は何らかかのシステム障害対策を行っている。しかし、その対策は本当に有効だろうか。複数あるシステム障害対策の基本とメリット/デメリットをお伝えする。
従来、バックアップやリカバリといったシステム障害対策はあまり取り上げられる機会が少ない、地味な分野であったことは否めない。それが大きく変わったのは2011年3月11日、東日本大震災が起こったあの日からだろう。それ以来、システム障害対策への注目は高まり続けている。大震災以外の理由としては、システム障害による事故が国内外で相次ぎ、その影響が業務継続に深刻な影響を与えていることが挙げられる。データの全消失や何十時間にも及ぶ業務停止など、背中に冷たいものが走る事例も少なくない。
また仮想環境やクラウドの普及とともにシステム障害対策の在り方も多様化している。いつ、どこで起こっても不思議ではないシステム障害に対応するためには、確実にデータを守り、復旧できるソリューションが必要となる。ではユーザー企業は何を目安にしてシステム障害対策を選べばよいのだろうか。本稿ではシステム障害対策の基本をお伝えする。
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