クラウド利用に当たってセキュリティ対策は欠かせない。とはいえ、捻出できる費用には限りがある。そうした課題に直面する企業に最適な、コストと安全性を高レベルで両立させる手段を解説する。
ITコスト削減策として、中堅・中小企業でもクラウドサービスのニーズが高まりを見せている。2011年3月の東日本大震災により、災害対策としてクラウドサービスに注目する企業も急増している。専任の担当者やIT予算の十分な確保が困難な中小企業にとって、クラウドはITの各種課題の解決に向けた確固たる地位を築いたといえる状況だ。
クラウドサービスの利用が、今後さらに加速することに疑念を挟む余地はないだろう。ただし、クラウドの今後の普及においては、考慮すべき課題も少なからずある。その代表例がセキュリティだ。クラウドにあるデータの安全性を保つためには、信頼できるクラウドサービス事業者を選定するのはもちろん、足回りとなるネットワークの安全性確保も必須となる。
安全・安心なクラウドサービスの活用には、ネットワークを中心とする適切なセキュリティ対策が必要だ。ただし、中堅・中小企業の多くにとって、安全性確保のためのコストを捻出するのは容易なことではない。コストを抑えつつ、有効なセキュリティ対策をどう実施するか。その具体的な解を説明しよう。
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