Anonymousも手掛けるDDoS攻撃、その実害を防ぐ「3つの対策」DDoS攻撃を受けない、荷担しないための対策が必須

国内組織も標的にする、国際ハッカー集団「Anonymous」。Anonymousが攻撃手段として利用した可能性が高いのが「DDoS攻撃」である。DDoS攻撃の実害を防ぐために、企業がなすべき対策とは?

2012年09月27日 00時00分 公開
[ITmedia]

 標的型攻撃の手段として、DDoS攻撃が利用されることが増えている。国際的ハッカー集団「Anonymous」による、最高裁判所のWebサイトに対する攻撃は記憶に新しい。

 DDoS攻撃は、思想や政治的意図はもちろん、企業の発言への抗議活動としても利用されることがある。あらゆる企業や組織が攻撃対象になる可能性があるのだ。最近では、無料または安価に手に入る攻撃ツールも多数出回っており、攻撃を実行しやすい状況になっていることも見逃せない。

 DDoS攻撃の対象は大半がサーバである。クラウドや仮想化などシステムインフラの形態が変わっても、サーバを運用する以上、脅威から逃れることはできない。では、DDoS攻撃にどう対策すればよいのだろうか。現在のDDoS攻撃事情を示し、効果的なDDoS攻撃を進める上での3つのポイントを解説する。


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