ビッグデータ活用の要となる「適材適所」のストレージ選定用途に応じたストレージ&ソフトウェア活用

単に「ビッグデータ対応」をうたう製品に安易に飛びついてはいけない。自社のビジネスの源泉となるデータを格納する場所だからこそ、用途に合わせた製品選びが重要になる。

2012年11月01日 00時00分 公開
[ITmedia]

 「ビッグデータ」という言葉が注目を集めるようになって久しい。しかし、これまではどちらかというと話題ばかりが先行して、地に足の着いた議論があまり行われてこなかった面も否めない。特に、Hadoopをはじめとした大規模・高速分析処理、バッチ処理の仕組みが脚光を浴びる一方、それらを支える肝心のデータ基盤が議題に取り上げられる機会は少なかった。

 ビッグデータはその名の通り、従来の常識を超えた「大きな」データだ。特に映像や動画、ログの巨大なファイルデータ、つまり大容量の非構造化データを扱わなければならない。これまで企業の業務システムが扱ってきたデータは正規化されたデータベース(構造化データ)が中心だった。当然、データを保管するストレージ装置も、一部の製品を除けば主に構造化データの管理効率化を追求しながら発展してきた。

 しかし、巨大な非構造化データが主役となるビッグデータの世界では、そうしたストレージ装置では必ずしもデータを効率的に管理できるとは限らない。ビッグデータ時代にふさわしいストレージと、それらを使ったデータ管理の方法とは一体どのようなものか? 実はここ数年の間に、ビッグデータの扱いに最適化されたストレージ製品やソフトウェア製品が続々と登場しているが、単に「ビッグデータ」をうたう製品に安易に飛びついてはいけない。扱うデータに応じた賢い製品選びをするには、どうすればいいか。


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