システム一元管理を可能にする「KVMスイッチ」の効果とは?リモート接続でデータセンターのサーバ運用を効率化

1台の端末から複数サーバを管理可能にする「KVMスイッチ」は、データセンターにおけるサーバ管理の効率化に役立つ。最新のKVMスイッチの実力に迫った。

2012年12月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

 システム運用の現場において、長年利用されてきた「KVMスイッチ」。KVMとは、キーボード(Keyboard)、ビデオ(Video)、マウス(Mouse)の頭文字で、サーバの管理コンソールの入力機器やディスプレーといったインタフェースを意味する。KVMスイッチを利用すれば、1台の管理端末で複数サーバ群の管理コンソール画面を切り替えながら操作できる。操作端末の設置スペースを削減できることが評価され、多数のサーバの管理が求められる計算センターなどで、KVMスイッチは長らく利用されてきた。

 そして今、KVMスイッチの重要性があらためて見直されつつある。その背景には、運用コストの削減を目的に、より少ないオペレーターでサーバを集約管理する機運がデータセンターを中心に高まっているという事実がある。今KVMスイッチに注目すべき理由と、KVMスイッチの最新像を追う。


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